『ウルフさんの 個人サロンができるまで』を、最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
この物語は、僕自身が自宅の2階で個人サロンを運営していた経験と、MBA式のビジネススクールで学んだこと、そして個人サロン経営セミナーを通じて様々なサロン様と接することができた経験に基づいて書かれています。
2階の個人サロンでは、9ヶ月間もお客様が来ませんでした。
焦って、お金もいっぱい使って、嫌な思いもいっぱいしましたが、その経験がほんのちょっぴりでも、
この本を手に取ってくださったあなたの役に立てば、嬉しいです。
この本のテーマと、僕のセミナー活動のテーマは、決まっています。
それは、『基本と本質』です。
これだけでは、個人サロン経営はできないけれど、
これがなくては、個人サロン経営がうまくいかない・・・という部分だと思うんです。
そして、ウルフさんの整合性と、僕の整合性も、同じです。
それは、はっきりとは書いていませんが、この作品から感じ取っていただけたらなと思います。
「書いていない」といえば、この作品には、プッチとミケのその後が書いてありません。
実は、ちょっとだけ書いてみたんです。
でも、「ちゃうな・・」と思って、消してしまいました。
なぜなら、プッチとミケちゃんは、この本を手にとって下さったあなたであり、僕であり、
これから未来を作り上げていく人だからです。
この物語の続きは、あなたのサロンで描いていただけたらなと思います。
そしてぜひ、その『続きのストーリー』を、僕に教えてください。
「あのあとプッチはこうなったよ!」
「ミケちゃんはこんなに素敵になったよ!」って。
この物語は、できるだけわかりやすく、様々なたとえ話を織り交ぜながら書きました。
それが逆に、わかりにくくなっている部分もあるかもしれません。
もしもわからないことがあれば、ぜひ僕のセミナーで直接ご相談頂けたらなと思います。
最後に、この本を手に取ってくださったあなたが、少しでも役に立ったなら、
ぜひお友達やセラピスト仲間さんにお伝えくださいね。
ウルフさんが、一人でも多くの個人サロン運営の役に立つことを、心から願っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
僕もがんばります。
2009年 夏
著:みずの