ウルフさんの「成功するサロンの法則」

7.あなたは何屋さん?   「もへこはよぉ、ハーブ屋さんなのか?」 「いえ、ヒーリングサロンです。アロマを使ったトリートメントを提供しています」   「ふ~ん、じゃぁアロマ屋さんなのか?」 「いえ、フェイシャルトリートメントも行っているんで、トータルヒーリングサロンです」   「ふ~ん、じゃぁエステ屋さんなのか?」 「いえ、レイキヒーリングも行っているんで、心身の健康と美容を提供するサロンです」   「・・・あのなぁ、もへこは何屋さんなんだよ?」 「いえ、ですから、トータルヒーリングサロンで・・・」 「わかったわかった! もうわかった! もへこが言ってるのは、『和風のイタリア料理』っていうのと同じなんだよ」 「どういうことですか?」   「もへこにとっては、『癒し』っていうくくりの中にある技術やらサービスだから、全部同じだと思っているかも知れねぇけど、それは『レストラン』っていうくくりで話をしているのと同じだぞ 例えばよぉ、もへこが友達とレストランに行くとして、『ねぇ、レストランに行こうか』っていう話になったら、『じゃぁ、何にする? 和? 洋? 中?』ってなるだろ? 癒しサロンでも同じだぞ? お客さんの中ではもっと細かいカテゴリに分かれてんだよ」   「確かに、レストランとかだともっと細かく気にしますね・・」 「何でもそうだ。作っている奴とか、サービスを提供している奴以上にお客さんは敏感に情報を得ているんだ。 化粧品だって、どこのブランドかで全然違うだろうし、車だってセダンとか軽とか、ハイブリッドとか、細かくわかれてる

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