ウルフさんの「成功するサロンの法則」
14.数字から整理してみる
「少しずつプランが固まってきたな。 おい、もう一回整理するぞ。
もへこは、その仕事を『趣味』じゃなく『仕事』として取り組んでいくんだよな?」
「はい!」
「仕事にするなら、最初に決めなきゃいけねぇことは何か覚えてるか?」
「目標ですね!」
「そうだ。 もへこは、1ヶ月にどのくらい売るか目標決めたか?」
「1ヶ月に20万円の収入が欲しいっていうところまでは決めました・・・」
「まぁ、一個ずつ決めればいいからな。
20万円ってぇことは、どんだけ安く見積もっても40万円~50万円は売る必要があるわな」
「な・・・なんでですか?」
「もへこがどんなアロマの製品をつかってるかしらねぇけどな、製品を使ってるなら、大体利益の2~3割くらいは原価で取られるっていう計算だ。
もしも、人を雇ってるなら、さらに売り上げの3割。建物を持ってるなら、さらに売り上げの3割。
普通の事業主は残りの1割で生活するしかねぇ」
「1割ですか・・・」
「まぁ、業種によっても違ってくるし、厳密には言えねぇけど、一つの目安として考えときゃわかりやすいだろ?
話はそれちまうが、逆に言えば、それから全売上を想像することもできるんだ。
例えば、ランチとディナーに3人のバイトを4時間ずつ雇っている街の小さなレストランがあるとするわな。
バイト稼働時間は 【3人 × 4時間 × 2回 = 24時間】 だ。
残りの時間は1人のバイトでまわしてるとして+4時間くらい。
一人の時給が1000円なら、1日28000円のバイト代を払ってる計算